ブラウズノードIDが指定されている場合、BrowseNodeInfo レスポンスグループは、子と親のブラウズノードのブラウズノード名とIDを返します。
これによって、子と親のブラウズノードを使用してブラウズノード階層を移動し、検索を絞り込む(子ノード)か、検索を抽象化(親ノード)できます。そのためには、BrowseNodeLookup を1回以上実行します。検索を絞り込むことで、より具体的な結果を返すことができます。また、レスポンスを抽象化することにより、対象のブラウズノードが属する商品カテゴリーを検索できます。
このレスポンスグループは、BrowseNodes レスポンスグループに似ています。BrowseNodesレスポンスグループの場合は、 ItemSearch, ItemLookup, ListLookup, and SimilarityLookup などのオペレーションで商品属性、サーチインデックス、リストに基づいて使用され、また複数の商品を返せるという点で BrowseNodeInfo レスポンスグループと異なります。BrowseNodeInfo は BrowseNodeLookup と一緒に使用する必要があり、検索のキーには常にブラウズノードIDを指定します。
次の表では、BrowseNodeInfo によって返される要素について説明しています。
この表からわかるように、BrowseNodeInfo は、子と親のブラウズノードの識別情報を返します。通常、この情報は BrowseNodeLookup でブラウズノード階層を移動するのに使われます。
次のレスポンスグループは、BrowseNodeInfo の親レスポンスグループです。
なし
次のレスポンスグループは、BrowseNodeInfo の子レスポンスグループです。
なし
全ての国のサイト
http://ecs.amazonaws.com/onca/xml?
Service=AWSECommerceService&
AWSAccessKeyId=[AWS アクセスキー ID]
&
Operation=BrowseNodeLookup&
BrowseNodeId=11232&
ResponseGroup=BrowseNodeInfo&
Version=2008-08-19
次のレスポンス例は、BrowseNodeInfo で返される要素をまとめたものです。
<Item> <ASIN>0131856340</ASIN> <BrowseNodes> <BrowseNode> <BrowseNodeId>11232</BrowseNodeId> <Name> Social Sciences</Name> <Ancestors> <BrowseNode> <BrowseNodeId>53</BrowseNodeId> <Name>Nonfiction</Name> <Ancestors> <BrowseNode> <BrowseNodeId>1000</BrowseNodeId> <Name>Subjects</Name> <Ancestors> <BrowseNode> <BrowseNodeId>283155</BrowseNodeId> <Name>Books</Name> </BrowseNode> </Ancestors> </BrowseNode> </Ancestors> </BrowseNode> </Ancestors> <Children> <BrowseNode> <BrowseNodeId>11233</BrowseNodeId> <Name>Anthropology</Name> </BrowseNode> <BrowseNode> <BrowseNodeId>11242</BrowseNodeId> <Name>Archaeology</Name> </BrowseNode> <BrowseNode> <BrowseNodeId>3048861</BrowseNodeId> <Name>Children's Studies</Name> </BrowseNode> </Children> </BrowseNodes>
子ノードはすべて、階層ブラウズノードツリー上の同一レベル、つまりリクエスト内のブラウズノード Social Science(11232) の直下にあります。これに対して親ノードは、Social Science からルートブラウズノード Books(283155) に至るまで、ブラウズノードツリーのすべての系統を指します。ただし、返される系統は1つだけです。1つのノードに複数の親がある場合、そのうちの1つの親しか返されません。