指定したブラウズノード ID に対して、
BrowseNodeLookup
は、対応するノードの名前と、その子および親ノードを返します。また、子ノードと親ノードの名前とブラウズノードIDも返します。
BrowseNodeLookup
を使用すると、ブラウズノード階層を移動してブラウズノードを検索することができます。
下位の階層へ移動すると、検索するノードの数を限定することができます。例えば、階層を 「DVD>中古DVD>キッズ・ファミリー」 まで移動すると、Amazon.co.jp で購入できるすべての DVD の中からファミリー向けの商品のみが検索されます。「キッズ・ファミリー」に関連する商品のみを検索する場合、「中古DVD」全体を検索対象にするよりも検索対象が絞り込まれます。
逆に、ブラウズノードツリーを上に移動すると、商品のルートカテゴリーを確認できます。この方法によって、例えば TopSeller
レスポンスグループをItemSearchリクエストで使用して、商品のルートカテゴリー内のベストセラー商品を返すことができます。
また、
BrowseNodeLookup
を繰り返し使用すれば、ブラウズノード階層内で検索に最も適したノードを見つけることができます。その後、
ItemSearch
リクエストにブラウズノードID を使用します。このレスポンスは、たとえばサーチインデックスのすべてのブラウズノードから検索するのに比べてはるかに対象が絞り込まれたものになります。
全ての国のサイト
名前 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
BrowseNodeId
|
Amazon によって割り当てられた、商品カテゴリーを示すID (正の整数)です。 タイプ: 文字列 デフォルト値: なし 有効な値: 正の整数 | はい |
ResponseGroup
|
返される値の種類を指定します。1つのリクエストに複数のレスポンスグループをカンマで区切って指定できます。 デフォルト値: BrowseNodeInfo 有効な値: MostGifted | NewReleases | MostWishedFor | TopSellers | いいえ |
BrowseNodeLookup
には、すべてのオペレーションで使用できるパラメータを指定できます。詳細については、共通のリクエストパラメータをご参照ください。
名前 | 説明 |
---|---|
Ancestors
| 親ブラウズノードのコンテナオブジェクト。 |
BrowseNode
| ブラウズノードID、ブラウズノード名、親ノード、子ノードを含む、すべてのブラウズノードデータのコンテナオブジェクト。 |
BrowseNodeId
| 文学・評論 (466284)、医学・薬学 (492166)、人文・思想 (571582) のように、商品グループを一意に識別する正の整数。 |
Children
| リクエストで渡された子ブラウズノードのためのコンテナオブジェクト。 |
Name
| BrowseNode の名前。例えば BrowseNode 466284 の名前は「文学・評論」です。 |
これらのタグの親要素の詳細については、レスポンスグループの各レスポンスグループをご参照ください。
BrowseNodeLookup
を繰り返し使用し、ブラウズノードの階層内を移動します。こうすることで、カスタマーは検索精度を高めることができます。次に例を示します。
DVD>Actors & Actresses>Steve Martin DVD>Used DVDs>Kids & Family
最初の階層では、Steve Martin が出演しているDVDに検索を絞り込みます。次の階層では、DVD のリストをキッズ・ファミリー向けのものに絞り込みます。おそらく、このノードで検索される DVD のタイトル数は30程度になるでしょう。
次のリクエストは、DVD ストアのコメディ(163357) というブラウズノードの名前、親ノード、子ノードを返します。
http://ecs.amazonaws.com/onca/xml?Service=AWSECommerceService&
AWSAccessKeyId=[AWS アクセスキー ID]
&
Operation=BrowseNodeLookup&
BrowseNodeId=163357
このリクエストに対するレスポンスはレスポンス例に記載されています。
NewReleasesのレスポンスグループを使用して、指定したブラウズノードに含まれる商品からニューリリース商品だけを検索します。
http://ecs.amazonaws.com/onca/xml?Service=AWSECommerceService&
AWSAccessKeyId=[AWS アクセスキー ID]
&
Operation=BrowseNodeLookup&
BrowseNodeId=163357&
ResponseGroup=NewReleases
次に示すのは、上の例の最初のリクエストで返されるレスポンスの一部です。
<BrowseNode> <BrowseNodeId>163357</BrowseNodeId> <Name>Comedy</Name> <Children> <BrowseNode> <BrowseNodeId>599826</BrowseNodeId> <Name>Boxed Sets</Name> </BrowseNode> <BrowseNode> <BrowseNodeId>538712</BrowseNodeId> <Name>African American Comedy</Name> </BrowseNode> <BrowseNode> <BrowseNodeId>163358</BrowseNodeId> <Name>Animation</Name> </BrowseNode> <BrowseNode> <BrowseNodeId>720556</BrowseNodeId> <Name>Black Comedy</Name> </BrowseNode> <BrowseNode> <BrowseNodeId>291102</BrowseNodeId> <Name>British</Name> </BrowseNode> </Children> <Item> <Ancestors> <BrowseNode> <BrowseNodeId>549726</BrowseNodeId> <Name>Performing Arts</Name> <Ancestors> <BrowseNode> <BrowseNodeId>5</BrowseNodeId> <Name>Entertainment</Name> <Ancestors> <BrowseNode> <BrowseNodeId>1000</BrowseNodeId> <Name>Subjects</Name> <Ancestors> <BrowseNode> <BrowseNodeId>1000</BrowseNodeId> <Name>Books</Name>
このレスポンスを見ると、リクエストで指定されたブラウズノードComedyに直接の子ノードが5つ (Boxed Sets, African American Comedy, Animation, Black Comedy, and British) あり、親ノードは Books>Subjects>Entertainment>Performing>Comedy であることがわかります。
BrowseNodesレスポンスグループを使用したItemLookup