E コマース Web サイトを訪問する大多数のカスタマーは、まず購入したい商品を検索します。例えば、カメラ、本、アクセサリーなどです。出品されている商品が比較的少ない店に立ち寄った場合には、購入する商品を見つけるのは簡単です。しかし、入った店に数千もの棚があり、数十万もの商品が販売されている場合は、欲しい商品を見つけるのが途端に難しくなります。そのような店では、優れたオーナーは、購入したい商品をカスタマーがすばやく見つけられるような方法で商品を配置します。Amazon にもこれが当てはまります。
Amazon には、数百万もの商品が出品されています。Product Advertising API のオペレーションとレスポンスグループには、必要な商品をストア内ですばやく見つけられるようにするためのツールが用意されています。Product Advertising API のオペレーションが提供している検索メカニズムと、Product Advertising API のレスポンスグループが提供しているフィルタメカニズムについて理解する前に、Amazon で商品がどのように分類されているかを理解しておくことが大切です。
RelatedItems
レスポンスグループは、ItemLookup リクエストで指定した商品に関連する商品の情報を返します。商品は
ItemLookup
リクエストで指定します。デジタル商品には、ダウンロード可能なミュージック (サーチインデックス: MP3Downloads)、ダウンロード可能なビデオ (サーチインデックス: UnboxVideo)、デジタル書籍 (サーチインデックス: KindleStore)が含まれます。例えば、関連商品としては、個別に利用できる TV シリーズの全てのショーや、特定 CD の全ての曲などが考えられます。
商品の関連元は、RelationshipType
パラメータで指定されます。RelatedItems
レスポンスグループでは、 ItemLookup
リクエストにRelationshipType
パラメータを指定する必要があります。値の例としては、Episode、Season、Tracks、Variationなどがあります。値の一覧については、ItemLookup.をご参照ください。
各 ItemLookup
リクエストは、最大で10個の関連商品を返します。追加の商品を返すには、RelatedItemsPage
パラメータを使用します。例えば、値に2を指定すると、10個をひとまとまりとした2番目の関連商品を返します。詳細については、 ItemLookup
のページをご参照ください。